研究開発

RESEARCH AND DEVELOPMENT 研究開発

おいしさを分析する

本質を突き詰める分析力と開発力

職人による官能試験で味を確認

工場で抽出されたダシは、すぐに職人が官能試験を実施。味に違和感がないかを確認します。工場内には生産ロット毎のダシが試飲用に並べられた研究室が整備され、いつでも官能試験がおこなえる環境が整備されています。抽出前の念入りな仕分けと同様に、抽出後のダシも職人が1つひとつ丁寧に品質を確認していきます

分析器で味成分を科学的に解析

職人による官能試験を経た後に、ダシはフタバの自社研究機関へと運ばれます。研究機関では専門のスタッフが毎日、全てのダシの科学分析をおこなっています。栄養成分、タンパク質、塩分、アミノ酸の分量を最新鋭の設備で数値化する科学分析をおこない、味覚だけでは曖昧さが残ってしまうダシの味の均質化を、科学的な見地からも実現しています。

市場ニーズに応える開発力

素材のおいしさを引き出すダシづくりを追求しても、それをお客様に届けられなければ意味がありません。どのように味わいたいかと同様に、どのように使いたいかも大切に考え市場ニーズに応えた商品開発を大切にしています。業界に先駆けて開発した「だしパック」は、おいしさに機能性をプラスした商品としてたくさんのお客様から愛用いただいています。

素材のうまみを引き出す加工技術の開発

ダシの味に雑味を生む余分な油分やタール分をローラーで削り取るガラ取りや、素材へのダメージを抑えながらうまみを引き出す遠赤外線やジェットオーブンによる加熱工程など、素材の味を引き出すための丁寧な下処理を徹底。うまみが凝縮された、透明感のあるダシそのもののおいしさを生み出します。